
倉庫の賃貸を検討する賃貸倉庫オーナー様に向けて、貸し出しの流れや注意点、費用や管理方法までをQ&A形式で分かりやすくまとめました。
A1. 基本的な流れは次のとおりです。
1.書類の準備:図面や謄本を用意し、建物全体を貸すか一部を貸すかを決める。
2.賃料査定:倉庫・工場を得意とする不動産会社に査定を依頼。
3.募集条件の確認と募集開始:REINSへの登録や「にっぽん倉庫」などの物件サイト掲載で幅広く募集。
4.内見対応と交渉:キーボックス設置で柔軟な内見対応が可能。
5.契約と引き渡し:条件合意後、契約締結と鍵の引き渡し。
A2. 倉庫・工場の査定は一般的な不動産会社では難しいケースがあります。道路幅員や駐車場の有無、平屋かどうかなど、条件で大きく賃料が変わるためです。専門知識のない会社に依頼すると相場から外れることもあります。また、売却を強く勧める会社にも注意が必要です。
A3. はい。家賃滞納リスクを防ぐため、借主には保証会社に加入してもらいましょう。保証会社は代理弁済や強制執行にも対応してくれるため、オーナー側が安心して家賃収入を得られます。
A4. 建物の火災保険はオーナーが加入しますが、借主には家財保険(借家人賠償責任保険付き)に加入してもらうのが一般的です。借主が原因の火災で建物に損害が出た場合でも、保険でカバーできます。
A5. 設備(エアコンなど)を「設備」と契約に明記すればオーナー負担、「残置物」とすれば借主負担です。曖昧なまま契約すると後でトラブルになるため、契約時に範囲を明確にしましょう。
A6. 実はオーナーが手出しする費用はほとんどありません。
・修繕費
・仲介手数料や広告費
これらも敷金・礼金(通常2〜3か月分)で賄われることが多いです。修繕費が高額な場合は敷金を多めに設定することも可能ですが、その分成約率が下がる恐れがあるので注意しましょう。
A7. 管理方法は3パターンあります。
1.自主管理:オーナーが全て対応。コストは抑えられるが手間がかかる。
2.委託管理:不動産会社に依頼。一般的には家賃の5%+契約更新時の更新料が管理料だが、「にっぽん倉庫」提携会社では更新料のみで対応。
3.サブリース:不動産会社に一括借り上げ。空室リスクがなくなる代わりに賃料相場より安くなる。
A8. 主に2種類です。
・普通建物賃貸借契約:契約期間2〜3年、更新可能。一般的な契約形式。
・定期建物賃貸借契約:更新なし。契約満了時は再契約または終了。オーナーの権利が強いが借主がつきにくい傾向あり。
自分で将来利用する予定がある場合は定期契約が有効です。
A9. 基本的には「現状のまま」で内見してもらいます。
A10. 倉庫や工場は住宅よりも特性が強いため、成約までに時間がかかることも珍しくありません。条件を見直したり、募集方法を変えたりすることで改善するケースが多いです。
A11. 「にっぽん倉庫」はサイトリリース後、約1年で物件数10,000件超、会員登録数2,000社超となり、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)における倉庫・工場の物件数は大手不動産ポータルサイト(suumo、アットホーム、ホームズ、Yahoo!不動産)を抜き1位となりました。※
にっぽん倉庫は工業地域や物流倉庫、冷凍・冷蔵倉庫、危険物倉庫、ロードサイド物件など、多彩なタイプの物件が検索できます。倉庫・工場を探す企業様にとって、探しやすい、見つけやすいサイトNo.1を目指しています。
また、成約時の仲介手数料の一部(20%)を社会貢献団体に寄付し、ビジネスを通じて社会貢献にも取り組んでいます。
※調査概要:suumo、アットホーム、ホームズ、Yahoo!不動産に掲載の首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)倉庫・工場の物件数(自社調査 / 2024年10月時点)
一般社団法人にっぽん福福
代表理事
福本 浩一
3歳の頃に両親が離婚し、母親のもとで妹と3人で暮らす。その後、母方の祖父が経営するバッティングセンターで幼少期よりお手伝いをする。
その頃に祖父から『子どもは宝』と教えてもらい地域の子ども達に喜ばれる貢献活動をすることの大切さを学ぶ。
大学卒業後、大手不動産会社へ入社。不動産業を学んだ後に、祖父の経営する会社へ入社。同時に青年会議所に入会する。
青年会議所で社会貢献や地域貢献について学び、祖父の経営する会社でも営業の傍ら社会貢献や地域貢献活動に尽力する。
社会貢献活動を通じて「他の企業にも社会貢献の重要性を広めたい」「社会貢献が当たり前」な社会を実現したいと考え、一般社団法人にっぽん福福を設立する。
050-8892-0029
受付時間
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