倉庫を借りたいと思ったとき、意外と分からないことが多いものです。家やマンションの賃貸とは違い、契約条件や地域の制限など、確認すべきポイントがいくつもあります。ここでは賃貸倉庫を探している方からよく聞かれる疑問を、Q&A形式でまとめてみました。
A1. 入居のタイミング、初期費用、用途地域の制限などは外せません。契約内容をきちんと押さえないと、事業が思うように進まないことがあります。
A2. 「いい倉庫が見つかった！」と思っても、入居が数か月先になることはよくあります。退去から募集までの期間差があるからです。条件に「引渡相談」や「入居中」と書いてあるときは、必ず開始日を聞いておきましょう。
A3. はい、かかります。家賃に加えて管理費や共益費が請求されるケースも珍しくありません。予算を立てるときは、家賃だけでなくトータルの金額で考えておかないと「想定外に高い」と後で感じる人もいます。
A4. 敷金・礼金で家賃2〜3か月分、そのほかに前家賃や保証料、保険料、仲介手数料など。合計で家賃の6か月分ほどを見ておくと安心です。
A5. 「普通借家契約」と「定期借家契約」が主流です。普通借家契約は更新できますが、定期借家契約は基本的に更新不可。長く使いたい場合は再契約が可能か事前に確認しておくと安心です。
A6. 倉庫は建っている地域（用途地域）によってできることが違います。住宅地の倉庫は音や匂いの出る事業には不向きですが、工業地域なら幅広く使えます。
A7. 前面道路の広さ、トラックの出入り、駐車場の有無、天井の高さ、床の強度、設備（クレーンやエレベーター）が代表的です。図面や写真だけでは判断できない細かい点もあるので、必ず足を運ぶことをおすすめします。
A8.
・設備修理を「貸主が直すと思っていたら借主負担だった」
・近隣からの苦情で移転せざるを得なくなった
・許認可が下りず、予定の事業ができなかった
こうした話は実際によく聞きます。契約前の確認が大切です。
A9. 場所や種類で大きく違います。都市部や高速IC近くは高め、郊外の工業団地は割安。冷凍倉庫や危険物倉庫は特殊設備が必要なのでさらに高めになります。
A10. 防犯カメラや警備システム、シャッターの頑丈さ、火災報知器やスプリンクラーの有無など。大切な商品や資材を守るために、この部分を軽視するのは危険です。
A11. 基本は長期契約ですが、最近は短期対応やシェア倉庫も増えてきました。数か月だけ借りたい人向けのプランもあるので、相談してみると良いでしょう。
A12. 物件によっては可能です。敷金・礼金の減額、フリーレント（家賃無料期間）、設備修繕の負担交渉など。ダメ元でも不動産会社を通して話してみる価値はあります。
A13. 代表的なのは以下です。
・にっぽん倉庫：倉庫・工場に特化した専門サイト。小さな倉庫～大きな倉庫まで幅広く掲載。一都三県（東京/神奈川/埼玉/千葉）における物件数No.1(※)。社会貢献型プラットフォームとして、契約成立時に寄付が行われる仕組み。
※調査概要：suumo、アットホーム、ホームズ、Yahoo!不動産に掲載の首都圏（東京・神奈川・埼玉・千葉）倉庫・工場の物件数（自社調査 / 2024年10月時点）
・CRE倉庫検索：大型物流施設に特化した不動産情報サイト。最新の物流トレンドや市場動向を反映した物件提案。物流業界に精通した専門スタッフによるサポート。
・CBRE：世界最大級の不動産サービス企業が運営。大規模な物流施設や工場の情報が豊富。グローバルなネットワークを活用した物件提案。
・LIFULL HOME’S：総合不動産情報サイトで、倉庫・工場物件も掲載。幅広い物件情報とユーザーレビューが充実。使いやすい検索機能と豊富な写真・間取り図。
・アットホーム：全国の不動産情報を網羅したポータルサイト。倉庫・工場物件も多数掲載。地元の不動産会社との連携が強み。
一般社団法人にっぽん福福
代表理事
福本 浩一
3歳の頃に両親が離婚し、母親のもとで妹と3人で暮らす。その後、母方の祖父が経営するバッティングセンターで幼少期よりお手伝いをする。
その頃に祖父から『子どもは宝』と教えてもらい地域の子ども達に喜ばれる貢献活動をすることの大切さを学ぶ。
大学卒業後、大手不動産会社へ入社。不動産業を学んだ後に、祖父の経営する会社へ入社。同時に青年会議所に入会する。
青年会議所で社会貢献や地域貢献について学び、祖父の経営する会社でも営業の傍ら社会貢献や地域貢献活動に尽力する。
社会貢献活動を通じて「他の企業にも社会貢献の重要性を広めたい」「社会貢献が当たり前」な社会を実現したいと考え、一般社団法人にっぽん福福を設立する。
